【Part72】複数の条件を満たすデータのみ合計する方法【SUMIFS関数を学ぶ】

「Excelは苦手だけど、仕事で必要だから勉強したい。けど…何から勉強したら良いのだろうか?仕事に活きるExcel術は何だろうか?なんとか、Excelで苦戦する日々から抜け出して、仕事の成果を出していきたい。」
こういった、疑問に答えます。
本記事のテーマ
- 【Part72】複数の条件を満たすデータのみ合計する方法【SUMIFS関数を学ぶ】
今日のポイント
- ①複数の条件を満たすデータのみ合計する方法
- ②まとめ
記事の信頼性
下記の本で学習した僕が発信します。
ちなみに現在の僕は、銀行員からITエンジニアに転職してExcelを毎日扱っています。
記事を読んだ後の姿
- 「Excelの基礎」を理解して、明日から活用できます。
①複数の条件を満たすデータのみ合計する方法

結論
- SUMIFS関数を活用する。
そもそもSUMIFS関数とは?
- 複数の条件を満たす値のみを合計することができる。
SUMIF関数との違いは?
- SUMIF関数 : 1個のみ指定できる
- SUMIFS関数 : 最大で127個まで指定できる
つまり、「SUMIFS関数
」は「SUM関数
」の上位関数と言えます。
どんな分野で活用されているの?
- マーケティング、リサーチなどデータ集計・分析の業務において活用されているケースがある。
SUMIFS関数の書式は?
=SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, …)
先ほど述べたように127個まで条件の指定を行うことができます。
実際にSUMIFS関数を使ってみる!
- 商品名 : デスクトップPC
- 店舗 : 東京本店
手順1 : =SUMIFS( )を入力する

手順2 : =SUMIFS(合計対象範囲, )を入力する

手順3 : =SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, )を入力する

今回の場合は「商品名」の列から「デスクトップPC」の値を探すように指示しています。
手順4 : =SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, …)

今回の場合は「店舗」の列から「東京本店」の値を探すように指示しています。
完成 : 東京本店のデスクトップPCの販売数が出せた!
つまり、以下の式を使えばかんたんです。
=SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, …)
以上なります。SUMIFS関数はデータ集計の作業を格段に速くしてくれる、とても重要な関数の1つです。
②まとめ

今日のおさらい
- ①複数の条件を満たすデータのみ合計する方法
繰り返しになりますが、
Excelを上達する上で重要なこと
まず「Excelの基礎」を押さえることです。
最後になりますが、
僕が学んだ以下の本はかなりオススメです。
ビジネスマンなら誰もが必須で持っておくべきです。
Excel術
」を学んでください。【Part73】複数の条件を満たすデータ件数を数える方法【COUNTIFS関数を学ぶ】
Excelが苦手な方でも上達する方法について解説しました。Excelが苦手な方でも上達する方法について知りたくないですか?この記事では、『Excel最強の教科書』の本にある話をベースに解説した記事です。この記事を読むと、Excelを上達するコツが分かります。